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還暦を迎えてからの暮らし…いろいろ

実母の形見の指輪を。

実母が亡くなり、この夏で12年になります。
脳梗塞を患った父を自宅で介護し、父が亡くなってからは。
寂しい、寂しいと言っていました。


父の月命日は、8月17日。
母は、父が呼んだかのように…8月16日に亡くなりました。
急死?突然死でした。
自宅から歩いて5分ほどのデイケア施設に行く途中に倒れて…そのまま。
倒れたとき、発見してくださった方には、「今から、デイケア施設に行くところなんです。」と言ったらしい。
が、救急車の中では心臓が停止していたようです。


母は、本当に苦労した人です。
父が作った借金に苦しめられ、精神的にも崩壊しかけた人です。
なので、母が亡くなったとき…これという形見の品なんてありませんでした。
ただひとつ、母の誕生石の小さい小さいエメラルドの指輪。
母の家を片付けている時に、弟が私にくれました。




私も。もう60歳。太い指でお見苦しいです。
その指輪をどうしょうか?
私には、息子ひとりしかいません。
弟には、息子、娘、娘がいます。
私にとっては、甥、姪です。
指輪は、ひとつしかないのに、姪はふたり。
考えて、弟から甥の嫁さんにあげてもらおうと思いました。
今どきの人は、あんな古い指輪は興味もないと思いますが、リメイクしてくれてもいいし。
甥は、私の実家〇〇家を継いでくれる人なので、母も喜ぶと考え…
先週末、弟にその旨を伝え指輪も託しました。


大したものではないですが、私の元で眠らせておくより、誰かに託して循環させるのが良いかなぁと。
これも気になっていた生前整理のひとつです。

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